2019年5月21日火曜日

京都の白山神社は歯痛平癒にご利益があります

京都の「白山神社(しらやまじんじゃ)」は京都市中京区の麩屋町通り御池上ルにあります。

白山神社は、歯痛と縁結びにご利益があります。

白山神社はビルの谷間にあります


拝殿

白山神社 由緒書 抜粋

御祭神 

伊邪那岐命(いざなぎのみこと)

伊邪那美命(いざなみのみこと)

菊理媛命(きくりひめ(くくりひめ)のみこと)

例 祭
9月19日

社殿によると、平安末期の治承元年(1177年)、加賀の白山神社の末寺の湧泉寺(ゆうせんじ)を、当時の加賀守(かがのかみ)の藤原師高の弟の目代(もくだい 代官)師経が焼き払うという事件が起こりました。

加賀白山神社は比叡山延暦寺の力を借りて、師高師経の処分を求めるべく、加賀白山神社と近江の日吉大社の僧徒が神輿三基を担いで、強訴のため京都御所の内裏に押しかけました。

時の後白河法皇は、平重盛に命じて内裏を固めさせましたが、重盛の家来が押し寄せた僧徒を矢で射殺し始めましたので、僧徒は担いできた神輿を路上に打ち捨てて、比叡山に逃げ帰りました。
この神輿のうちの一基を祀ったのが、白山神社の起こりと伝えられています。

三基の神輿の残りの二基は近くの民家にありましたが、内一基は後に八坂神社に移されました。

往時の白山神社の境内は、北は押小路通、南は御池通に及ぶ広大なものであったそうですが、幾度もの火災で社殿が焼失し、今は石の鳥居と本殿の社殿のみが往時をしのぶのみとなっています。

御祭神の伊邪那岐命と伊邪那美命は国生み・神生みの神として、夫婦和合・家繁昌・子孫繁栄を守ってくださる御神徳があります。


更に後桜町天皇(元文5年~文化10年 1740年~1813年)が歯痛で悩まれたとき、女官が白山神社の「神箸」「神塩」をつけると直ちに歯痛が平癒したと伝えられます。この古事により、歯痛快癒の神として崇敬され、また赤ちゃんがお食い初めのときにこの「神箸」を使うと無病息災の成長が叶うとされています。

・・・歯痛平癒と夫婦和合・家繁昌・子孫繁栄にご利益があります。

最近では、歯医者さんの参拝も多いようです。


由緒書

白山神社のもう一方の御祭神の「菊理媛命」「くくりひめ」とも読み、「くくる」は京都弁で「結ぶ」を意味することから、「縁結びの神」としても知られています。

・・・縁結びにご利益があります。


末社(猿田彦大神、白菊大神、天満宮)

拝殿と末社


手水舎

社務所





ビルの谷間にひっそりと建つ「白山神社」はいかにも京都らしいですね。

皆さんも歯が痛いときにお参りされてはいかがでしょうか。

アクセス
京都地下鉄東西線 京都市役所駅下車 麩屋町通りを北へ徒歩1分 

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