2019年8月9日金曜日

「お盆の話」お盆の墓参りの途中の池に蓮の花が咲いていました

昨日8月8日、早めのお盆の墓参りに行ってきました。車で走っていると途中の池で蓮の花が咲いていましたので、車を止めて見てきました。


お盆は一般的に8月の13日から16日の4日間としているところが多いです。地域によって7月13日から16日としているところもありますが、多くの企業が工場の夏季一斉休業日を子供の夏休みに合わせてとるところが多いこともあって、ほとんどの地域では8月の13日から16日の4日間となっているようです。

正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。

8月12日までにお墓の掃除、家の仏壇の掃除と盆飾りをすませて、そして13日にはお墓参りをしてご先祖様の霊を浄土から家の仏壇までお迎えにいきます。ご先祖様の霊は、13日から16日までは家の仏壇におられますので、菩提寺の和尚様に家に来ていただき仏壇で棚経をあげていただきます。そして夜には家族皆で御詠歌を唱和します。(宗派によって異なります。)

8月16日には、ご先祖様の霊を浄土にお送りします。昔は16日の夜暗くなってから、家の近くの川の端にろうそくを立て、供え物を置いて川から浄土へ帰られるご先祖様の霊を皆でお送りしました。今は家の玄関先におがら(皮をはいだ麻)を燃やして送ります。

「京都の大文字焼き」は、8月16日の夜に行われますが、これはご先祖様の霊を浄土へお送りする仏教行事です。

「大文字焼き」の画像検索結果

ということで、昨日少し早いお盆の墓参りに車でいったのですが、途中の道路端の池を見ると「蓮の花」が咲いていました。お墓参りと丁度のタイミングでしたので少し眺めていました。









お墓参りの後、久しぶりに故郷の鎮守の神社にお参りしました。

鎮守の神社(鳥居が新調されていました)
本殿
神楽殿と本殿
一昨年の台風21号のせいでしょうか。境内にそびえていた杉の大木が無残にも倒れていました。この大杉は血統書付きの大杉でしたので、この杉の種で数多くの杉の苗木を育てたということを聞いていましたので、この姿が大変あわれで悲しいものでした。
年輪を見てもらえば、いかに樹齢の古いものだったかが分かっていただけると思います。

倒れた大杉の年輪

鎮守の神社にお参りした後、昔通った小学校の校舎にも訪れてみました。この小学校はすでに児童数が減って廃校になったと聞いています。私が小学生の時に木造校舎から鉄筋コンクリート造の校舎に建て替わり、体育館とプールも新造されました。田舎の割に立派なものでした。

現在これが何に使われているのかは知りません。

玄関
校舎
体育館とプール
小学校の隣の今は別の役割を担っている木造の役場にも訪れてみました。昭和を感じさせるノスタルジックな建物です。「3丁目の夕日」にでも出てきそうな建物です。



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