そんな中、我が家のささやかな庭木では毎朝「セミ」の大合唱が行われます。
下の写真は我が家の「ジューンベリー」の木にとまっているいる「クマゼミ」2匹です。実はもう1匹上の葉の裏に隠れていました。そんなに大きい木ではないのですが、1株の木に4匹も5匹もとまっていることがあります。
次の写真は、同じく我が家の「ユーカリ」の木にとまって鳴いている「クマゼミ」です。ちなみに「ユーカリ」の葉はハート形です。
「クマゼミ」が鳴き止むと、その後すぐにお盆の時期が過ぎ、今度は「アブラゼミ」が鳴き始めます。「ジィージィージィージィー」と「クマゼミ」以上に大きな鳴き声で鳴きます。
次に夏の終わりになると夕暮れの黄昏頃に「ヒグラシ」が鳴き始めます。「カナカナカナカナ」夏の終わりの哀愁を感じる鳴き声です。
そして秋口頃に鳴きだすのは「ツクツクボウシ」です。「ツクツクホーシツクツクホーシツクツクホーシ」の声を聞くと、いよいよ秋だなあと感じるようになります。
やはり「日本の夏」に「セミ」の鳴き声は欠かせませんね。季節を感じ人生の節目を思い出させてくれる風物詩です。
「蝉(セミ)」は、生涯のほぼ全て(3年~17年間)を土中で過ごし、地上に出て生きるのは、ほんの1~2週間と云われています。(最近の研究では地上に出て生きるのは1月間程度とも云われているようです。)
「セミ」の一生は、人間の儚い(はかない)一生に例えられることが多いですが、「セミ」は地上での1~2週間を精一杯大きな声で鳴いて生きて、しっかりと種を絶えさせないようにするための生殖活動をするという使命感あふれた生き方をしていますので、決して儚い一生ではないでしょう。
最近お笑いの「吉本興業」の芸人さんのことがテレビのワイドショーなどで取り上げられ、話題になっていますが、大多数の芸人さんは「セミ」の一生と同じでほとんどの芸人人生を下積みで終わる人が多いようです。
でも、自分が選んで決めた人生、「ギャラ」が安いの「契約」がどうの言っていないで、なんとか地上に出て活躍して初志貫徹できるよう、使命感をもって芸人人生を歩んでください。
話が逸れてしまいましたが、夏を感じる写真をもう1枚紹介します。
我が家のささやかな庭に植えていた「きんかん」の幼木に4年目にして、ようやく今年は花が咲きました。小さな可憐な花です。実になるかどうか分かりませんが楽しみに見守っていきます。
「最後に今日の「比良山」」
我が家の2階の窓から見える「比良山」は頂上付近に雲が降りてきて雨の気配もあります。雨でも降ってくれればいいのですが、天気予報では晴天・猛暑です。
0 件のコメント:
コメントを投稿