2019年7月11日木曜日

京都の「錦天満宮」の鳥居は建物突き抜け境内にはハイテクおみくじが

京都で外国人観光客に絶大な人気のある「京の台所 錦市場」の東の先には、鳥居の笠木が両隣の建物を貫通している鳥居があります。それは「錦天満宮」の鳥居です。
「錦天満宮」は、御祭神に菅原道真をお祀りし、知恵・学問・商才・招福・災難・厄除けにご利益があります。
境内には、獅子が舞ってくじを取ってくるハイテクおみくじもあります。



 錦天満宮(にしきてんまんぐう) 御由緒 

「錦の天神さん」と呼ばれています。

本殿御祭神
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
平安時代の貴族・漢詩人・政治家で右大臣まで昇り詰めましたが、廻りに妬まれ陥れられて九州大宰府に左遷されました。菅原道真公は学問・詩歌に秀でていたため学問の神として天満宮とし日本全国に約1万2千社祀られています。

ご利益:知恵・学問・商才・招福・災難・厄除け

境内末社
塩竈神社(しおがまじんじゃ)
御祭神:源融公(みなもととおるこう)
ご利益:安産

日之出稲荷神社(ひのでいなりじんじゃ)
御祭神:倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
ご利益:商売繁盛

白太夫神社(しろたいゆじんじゃ)
御祭神:渡會春彦(わたらいはるひこ)
ご利益:子授け

七社の宮
八幡神社(はちまんじんじゃ)
御祭神:応神天皇(おうじんてんのう)
ご利益:勝負

床浦神社(とこうらじんじゃ)竃神社(かまどじんじゃ)
御祭神:竃神(かまのかみ)
ご利益:火よけ

市杵島神社(いちきしまじんじゃ)
御祭神:市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
ご利益:家内安全

熊野神社(くまのじんじゃ)
御祭神:伊弉冉尊(いざなみのみこと)

恵比須神社(えびすじんじゃ)
御祭神:事代主神(ことしろぬしのかみ)
ご利益:商売繁盛

事比良神社(ことひらじんじゃ)
御祭神:大物主神(おおものぬしのかみ)
ご利益:航海・漁業

御神紋
梅花

例祭
月次祭:毎月1日、15日
春季大祭:5月25日
秋季大祭:11月25日

本殿

「錦天満宮」は平安時代前期の長保5年(1003年)、菅原道真の父の菅原是善の旧邸菅原院跡地にあった「歓喜寺」を源融のの旧邸の六条河原院の跡地に移築し、その鎮守社として天満天神を祀った天満宮として創建されたのに始まります。なお京都御苑の西側の烏丸下立売の菅原院の地には菅原院天満宮神社が建てられています。

正安元年(1299年)には時宗六条派本寺の善導寺が当地に移転し、元々あった歓喜寺を合併して六条道場・「歓喜光寺」と名称を改めました。その際、天満宮はそのまま鎮守社としました。応仁の乱(1467年)の後、寺・宮ともに高辻烏丸に移転しましたが、天正5年(1587年)には豊臣秀吉の都市計画のため、歓善光寺とともに錦小路東端の現在地に移転しました。それによって地名から「錦天満宮」と呼ばれるようになりました。

その後、明治5年(1872年)には神仏分離令によって社が独立しました。「歓喜光寺」は東山五条へ(後に山科へ)移転し、残された神社は同年新京極通開通の際に社地を縮小し、現在に至っています。





境内の社務所前に、ハイテクおみくじ「からくじみくじ」があります。人が近づくと神楽が鳴り出し、機械仕掛けの獅子舞が始まり、硬貨を入れておみくじの種類別のボタンを押すと、神楽に合わせて獅子が舞いながらおみくじを届けてきます。ボタンは英語表記もあり、おみくじは英文表記も選ぶことができます。

からくじみくじ
境内には「錦の水」と呼ばれる地下百尺(30数m)より湧き出る水は、年中17~18度の水温を保ち、無味・無臭・無菌の良質な飲用に適する水で、水を汲みに来る人も多くおられます。

錦の水
勤勉・慈愛・健康の象徴として奉納されてきた天満宮のシンボルの臥牛は、「撫で牛」として人々に親しまれています。

撫で牛
手水舎

外国人観光客の参拝の多さを象徴して、掛けられている絵馬もインターナショナルです。
英語・ハングルなど多くの外国語の絵馬に願いを込めています。

インターナショナルな絵馬

願い事を封した「大願梅(たいがんうめ)」を境内の「大願梅の樹」に吊るして奉納します。

吊るされている玉が大願梅
境内末社

塩竃神社
日之出稲荷神社

白太夫神社

七社の宮
鳥居から、「錦市場」を見ています。
隣の建物の壁に笠木がめり込んでいます。




アクセス
京都市中京区新京極通り四条上る中之町537番地

阪急電車京都線 河原町駅下車 徒歩5分
京阪電車京都線 四条駅または三条駅下車 徒歩 7分



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