2019年5月19日日曜日

京都の菅原院天満宮神社は癌封じにご利益があります

「菅原院天満宮神社」は京都御所の西側の烏丸下立売にあります。
「天満宮」は言わずと知れた「学問の神様」です。
京都には、天満宮の総本山「北野天満宮」もありますが「菅原院天満宮」にもお参りしない訳にはまいりません。 

「菅原道真」を祭神とする天満宮は全国に一万有余あるそうですが、京都の「菅原院天満宮神社」は菅原道真公生誕の地として日本最古の天満宮と言われています。明治期に松浦武四郎が選びつくった「菅公聖蹟二十五拝順拝双六」では第一番に登場します。

烏丸通御所側から撮影(アジア系外国人で賑わっていました)

由緒書 抜粋

祭神

・菅原 道真公
・菅原 是善卿
・菅原 清公興 
 
例祭日  7月25日 

菅原院天満宮神社は、「学問の神様」として知られる菅原道真公がお生まれになった霊地あり、道真公だけでなく、曾祖父・古人朝臣、祖父・清公卿、父・是善卿がご住居とされておりました地であります。


古人朝臣は桓武帝に、清公卿は嵯峨、淳和、仁明の三帝に、是善卿は文徳、清和の両帝に奉仕し、栄職にあったので、この邸宅も受け継ぎ住まわれ、世に菅原院と呼ばれたのであります。拾芥抄によれば菅原院は勘解由小路烏丸の西一町菅贈太政大臣の御所、或いは参議是善卿の住居といわれたとあります。


また古図には烏丸通、室町通、下立売通、灌木町通に囲まれた邸地を菅原院と記載され、往古は広大であったことがわかるとあります。道真公御誕生の地であることをもって一社を設け、学祖人として菅原道真公を本座とし御父是善卿と御祖父清公卿を奉祀して古より絶ゆることなく今にいたりとあります。

                             


由緒書
 
手水舎(牛の口から手水で出てきます)
産湯の井戸

菅原道真公が産湯を使われた井戸

菅原道真公が産湯を使われた井戸水をいただくことができます
     
「産湯の井戸」の水は現在も湧水しており、ミネラル分が多く大変まろやかで、受験の時や病気の時に飲むとご利益をいただくことができるようです。


拝殿
                    
境内末社に「梅丸大明神」があります。

このお社は「癌」や「皮膚病」、「できもの」にご利益があると巷(ちまた)で言われているそうです。

「癌」や「皮膚病」、「できもの」でお悩みの方は、梅丸大明神にお参りして病気平癒を願掛けしてはいかがでしょうか。


社殿前の石
「手を合わせてお参りした後、石をなでて、その手で身体の悪いところをさすります。」



梅丸大明神

天神様でおなじみの牛の座像


社務所

御朱印
アクセス
京都地下鉄 烏丸丸太町2番出口を北へ5分、左側にあります。

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